人材を育成しよう

今年は新型コロナウィルスに振り回された一年でした。いかに正しい情報を認識して従業員を守りながら、企業を存続させていくかが経営者に求められています。マスメディアの情報は偏りが多くあまり信用できません。自分の周りの「かかりつけ医」や「知人の看護師」などの人の具体的な話を聴くこと、自分で医療関係機関の生の情報を工夫して集めることが必要です。

これからの時代は、正しい情報を基に自分で物事の良し悪しを判断できる人が必要になってきます。そのためには、経営者が従業員を育成していかねばなりません。普段から考える習慣を身につけさせるには、意思決定権を従業員に権限移譲をしていくことが必要です。

人手不足だからそれができないと嘆く前に、今いる人材をどのように育成していくかを考えてください。良い人材などは採用できません。人材は採用するものでは無く、育成するものだからです。

新型コロナウィルス騒動をきっかけに、経営者の人が考え方を変えていかないと5年後には企業の存続が危ういかもしれません。人材をいかに育成していくかは経営者の考え方一つにかかっています。今回の騒動をきっかけに、自分自身を変革させていかなければならないということに経営者が気がつくことが必要です。年末年始の休みでしっかりと考えてみるのも良いかもしれません。来年は良い年であることを祈りたいと思います。