絵本と人材育成

最近の絵本の需要は一定数あることがわかります。絵本には電子化が進みにくい利用があるようです。何度も読み聞かせができてその度に子供に違う感情が湧き起ることがあげられます。電子化では代替できないと思います。同じ文章を読んでも感情の入れ方で違うニュアンスが伝わることに絵本の面白さがあります。

人材育成の方法にも同じようなことがあります。被教育者(トレーニー)にマニュアルに書かれていることを教育者(トレーナー)が伝える時も、伝え方で相手の受け取る内容が変わってくるということです。トレーナーはトレーニーの体調や感情の変化にも気を配る必要があります。伝え方が9割と言われる所以です。

子供教育に一番必要なことは双方向のコミュニケーションです。一方的な伝え方には大きな問題があります。ここ数年、コミュニケーション能力の低い若年層が増加しています。原因の一つに考えられるのが、スマートフォンの普及があります。良く見かける風景に明らかに3歳未満だと思われる子供に親が話しかけず、ひたすらスマホに向かって何かをやり続けています。ある脳科学者の話では、子供の脳は3歳までにほとんどの能力が形成されるそうです。子供とコミュニケーションを取らないで過ごすとコミュニケーション能力の低い若年者が形成されると話していたのを覚えています。

人材育成に重要な一つにコミュニケーション能力があります。コミュニケーションとは相手を観察する能力も必要になります。スマホの普及で世の中は変化していますが、一番基本的なことは変化させてはいけないのです。絵本を読み聞かせて子供のコミュニケーション能力を磨き、相手を観察する能力を高めることが人材育成には必要です。今日から、スマホを横に置いて子供と話をしてください。友人とスマホを使って話をしていきましょう。企業の経営者はアナログとデジタルの融合を上手く使い分けないと良い人材は育成できないと自覚してください。